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WEBデザイナー募集の告知をきっかけに知り合ったnasaさんは
サンフランシスコ在住のWEBデザイナー。
残念ながら今回は仕事はご一緒できなかったのですが
ご自分のサイトで書いている文章がとっても面白かったので、
お願いして 、ここで連載をやってもらうことにしました。
音楽を心から楽しんでいるのが伝わってくるような
気持ちのいい連載になること間違いなし。
また、アメリカ在住ならではの最新情報にも期待です!
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★001 Angie
Stone と Anthony Hamilton のコンサート
(2004 年11月1日更新) はじめまして。
サンフランシスコはベイエリア在住のnasaと申します。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、BMFNのトップページで紹介して頂いている
「ファンク・ブラザーズ コンサートリビューサイト」を作った者でございます。
この度、どういうわけか(笑)、TEDDYBEARさんから連載コラムのお話を頂き、
このコーナーを担当させて頂く事になりました。
自分が参加したコンサートの事や、注目の映画、
その他、身近な日々の暮らしの中にある音楽話を時におかしく、時にまじめに、
現地情報などを織り交ぜながら書けたらいいな と思っております。
どうぞみなさまヨロシクお願いします。
さて、記念すべき第一回目ですが、
久保田利伸氏が同行しているというアンジー・ストーンとアンソニー・ハミルトンの
コンサートに行ってきたので、その様子を書いてみようと思います。
去る10月17日(日)、サンフランシスコのイーストベイに位置する
オークランドで行われたコンサートですが、
残念ながらこの日は久保田氏の登場はありませんでした。
元々3人のオフィシャルHPにあるツアースケジュールには、
この日のこの会場でのコンサート日程は記されていませんでしたので、
急遽追加されたのかもしれません。
そのせいで久保田氏の参加もなかった・・・
とも考えられますが、真相はハテナです。
それでもアンジー・ストーンとアンソニー・ハミルトンの
2人のステージパフォーマンスはかなり楽しみにしていましたし、
結果的には大満足のコンサートでした。
2人が一緒のコンサートですから、いかにして2人が絡むか・・・
なんて期待していたのですが、全く絡みなどナシ。
2人が前半後半にそれぞれのパフォーマンスをそれぞれにしただけでした。
先発のアンジー・ストーンがデュエット曲
"Stay For A While"を歌ったにもかかわらず、
ハミルトンのパートはキーボード兼コーラスの男性が歌ってました。
せっかく同じ会場にいるんだから、ちょこっと出てきて
一緒に歌ったって良いでしょうに・・・。
さて、アンジー・ストーンのパフォーマンスですが、
最新アルバム「Stone Love」からオープニングに"I Wanna Thank Ya"、
"My Man"、"Karma"など、"Soul Insurance"、"Brotha"、"Pissed
Off"、
"Wish I Did'nt Miss You"、"The Heat"など、1時間10分くらいで全11曲を歌いました。
さすがにスヌープ・ドッグの登場はありませんでしたが、
名前が分からなかったものの代わりのラッパーくんの登場はありました。
さらに、"Karma"の時はT.H.C.も登場していましたね。
ライブ前半、おそらく"What U Dyin' For"だと思いますが、
女性コーラス2人とアンジーの3人で
”声”と”ハーモニー”で聴かせる場面があったのですが、
これにはもう圧巻です。アンジー・ストーンの中低音の声と
コーラス2人の張りのある高音のハモリは完璧。
彼女達の声のパワーとソウルフルな歌声にすっかり感動し、
涙が出そうになったと同時に、やはり歌は心で歌うものなんだなーと感じました。
これと同じ感じで中盤に再びコーラス隊との掛け合いがあったのですが、
この時はキーボードの彼も参加でした。
アンジーが3人に一人ずつ歌いながら声をかけます。
良く聴き取れなかったのですが、「Hey Hey 調子はどう?」 「なぁに、アンジー?」
みたいなセリフをメロディーをつけて歌うのです。
キーボードの彼に限っては、「I wanna kiss you〜」みたいな
口説き文句がでちゃうもんだから、
アンジーも「あんなこと言ってるわよ〜〜!」と言わんばかりに
観客に向かっておどけてみたり。
このやりとりは面白かっただけでなく、
各コーラス人の個性や歌の上手さがものすごく引き立ち、
そのすばらしさにオーディエンスも大興奮。
その盛り上がり方も異常なまででした。
アンジーのステージを見て、
「彼女は客を乗せるのが上手いなー」と思いました。
というのは、曲が始まっても観客の盛り上がりが悪いとバンドの演奏を止めて
「アンジー・ストーンのファンはどこ〜?」と言ってみたり、一緒に踊らせたり・・・。
こんなことはどのアーティストもやることでしょうが、客の反応が早いし、
アンジーのトークの面白さに引き込まれていたようでした。
これも彼女の人柄なんでしょうかね?
一方、アンソニー・ハミルトンはというと、
アルバム「Comin' From Where I'm From」から"Since I Seen't you"、
"Cornbread, Fish & Collard Greens"、"I Tried"、"Lucille"、"Float"、"Chyna
Black"、
"Comin' From Where I'm From"、の全7曲。曲数は少ないように感じますけど、
どの曲もライブ用に長〜くアレンジしてあるので、1曲がすごく長いのです。
登場した時は(おそらく)ブルージーンズに赤のシャツ(裾出し)、
薄いグレーのジャケットを羽織って
中折ハットっていうんですかね?帽子かぶってました。
途中でジャケットを脱いだりもして・・・。
アンソニー・ハミルトンの第一印象はというと、「小さい」でした。
アンジー・ストーンに比べたら、かなり小さく見えました。
ライブ中、歌いながら結構踊っていたのですが、
軽快で身軽な動きがナイナイの岡村氏とダブって見えたくらいです。
このコンサートで一番驚いたのは、アンジー・ストーンよりも
彼の方が人気があった事。アンソニー・ハミルトンの場合は
のっけからものすごい歓声が上がっていたのですが、
最後までその歓声は全く衰えず、
周りの歓声で彼の歌もトークも聴こえない程でした。
観客も一緒に歌ってるし、
バラードでしっとり聴かせる場面でも叫んでいる人もいるし。
正直、これほどまでに人気がある人とは思っていませんでした。
それにしてもアンソニー・ハミルトンの特徴的な声と歌い方にはしびれました。
CDだとかなり感情を抑えながら歌っているように聴こえて、
それもまた良いなと思っていたのですが、
ライブではもう感情丸出しで、高揚を抑えられなという感じで・・・。
特に"I Tried"の時には、気分が高まり過ぎて、
その勢いで歌いながら客席に飛び出したんです。
ワイヤレスマイク持って客席を走りながら歌うハミルトン。
声はすれども姿は見えず。
あまりの突然の事でスポットライトも付いていけませんでしたから、
暗い中を彷徨うハミルトンの姿を追う為に、後ろの観客も立ち上がって捜すも、
なかなか見つけられない状態でした。3分くらいしてからでしょうか、
ようやくステージに戻ったハミルトンは
何事もなかったかのように普通に歌い続けてました。
さらにラストソングの"Comin' From where I'm From"でも、 彼の興奮は冷めやまず。
歌の終わりに近づくに連れてどんどん彼の中で
興奮が高まっているのは明らかに見て取れまして、
そうだな、教会でゴスペルを歌っている人達がハイになって
興奮のあまり狂ったようになってしまうという、正にあの状態でした。
アウトロ部分ではけいれんを起こしたかのようにブルブルと体を揺らし、
マイクも落としながら幕の中へと消えていきました。
私もこれをみて「やばい、やばいよー」って叫んでましたから。
あんな風に興奮しているアーティストも初めて見ました。(笑)
・・・と、こんな感じの2人のパフォーマンスだったのですが、
2人のライブの舞台演出はと言うと、これがいたってシンプル。
ステージ装飾は、バックスクリーンに大きな雲の様なパターンが出て、
赤青・・・と色が変わるだけ。チープだな〜と思いました。
2人のパフォーマンスもさることながら、
オーディエンスの反応もとてもオモシロかったです。
会場のほとんどが黒人で、アジア人なんて
自分と相方の2人だけじゃないかと思う程少なく、すれ違う人みんなに
「何であんたみたいな娘がここにいるの?」的な目で見られました。
こんなことならもっとお洒落してくるべきだったとちょっぴり後悔してみたり。(違)
黒人にも色々なタイプ(縦にも横にもデカイ人とか、
必要以上に細い人とか)がいましたし、
みんなここぞとばかりにお洒落していたので、そのファッションにも興味津々。
そして、年齢層も様々ではあったものの、
見たところいかにも10代は少なかったような。
それから、特筆しておきたい事が一つ。
それは、「黒人は時間にルーズ」だということ。
夜7時開演だというのに、7時になっても会場が満席にならない。
何をしてるかと思えば、会場の地下にあるバーで
お酒を買おうと並んでいるじゃないですか! しかも長い行列をなす程。
「あんたら何しにきとんじゃ!」と叫びたくなりましたよ。
結局ライブスタートは7時半でしたから。
アンジー・ストーンとアンソニー・ハミルトンのパフォーマンスの間に
バンド入れ替え準備を兼ねた30分程の休憩があったのですが、
この時も大半の人が会場外に出てお酒を求めて再び行列を作っていました。
もう呆れてましたね〜、さすがに。
そういえば、ライブ全てが終了してからはみんなすぐに帰ろうとしており、
日本では当たり前であろうアンコールの雰囲気など全くなし。あっさりしていたな〜。
まだ演奏が終わってないうちから席を離れ始めるんですもの。
そんなもんなのかなーと少々寂しかったですが。
最後に、2人のパフォーマンスを観て、
「R&B/SOULミュージックのルーツはゴスペルだ」ということを改めて感じました。
彼らの姿を見ていたら、教会で歌う姿が思い浮かんだのです。
まあど2人ともゴスペル上がりですから、そう感じるのももっともなのでしょうが。
今回、私は2人のMC(英語)には撃沈したものの、
いろんな意味で面白くて楽しかったし、
貴重な体験をさせてもらったなと思います。
これで久保田氏の登場があったら言う事ないんだけどな〜。
ま、こればっかりはしょうがないので、またの機会に期待する事にしましょう。
7:30スタートの10:20終了という3時間ちょっと、正味2時間強の2人のライブ。
本当はもっと書きたい事は盛りだくさんなのですが、
いい加減この辺でやめておきます。
というわけで、次回は注目の映画「Ray」などについて書けたら・・・と思っております。
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artist _
Angie Stone
title _ Stone Love
label _ J Records
catalog no. _ 82876-56215-2
※8/11付で若山宏平さんがこのアルバムの
リビュー書いてます) ♪ジャケをクリックすると試聴サイトへいけます♪
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artist _ Ray
Charles
title _ Comin' From Where I'm From
label _ Arista Records
catalog no. _ 52107 ♪ジャケをクリックすると試聴サイトへいけます♪
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nasa
サンフランシスコベイエリア在住。
駐在員妻、カレッジ学生、ウェブデザイナー(ひよっこ)、
グラフィックデザイナー(たまご)、そして通関士(おまけ)と
肩書きが多い割にはどれも中途半端なのが悩みの種。
ウェブのお仕事賜ります。ついでにグラフィックデザインも♪
詳細は → nasastyle.com
アメリカ生活のこといろいろ書いてます → nasastyle.com/america
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